私の見ている世界

子供たちが成人して、愛犬たちとメダカたちに夢中。傍らで綴った小説は、来春電子書籍化されます

思いやりとは…植物から学ぶこと

8月後半に夏休み4連休を取ったあと、出勤してびっくり。職場に置いていたパキラの元気が全くありません。

連休前、艶やかに碧々と伸びていた葉の殆どが萎れて、触るとポロポロと落ちていきました。幹も少し柔らかいように感じます。

休暇に入る直前に水やりをしたので、4日間なら大丈夫と思っていたのですが…。

原因はすぐに明らかになりました。

パキラを植え替えようと、自宅に持ち帰えると、表面は目で見て湿っているのがわかるくらいでしたが、鉢の中はドロドロの沼状に…。

 

そうなんです。親切心から職場の方々数名が、それぞれに水やりをしてくださいまして…。悪意のない、いやむしろ良心からの行為だから、誰を咎めることももちろんできません。

復活するかどうかは分かりませんが、植物店の店員さんに相談して買ってきた栄養剤を、少し与えて様子を見ています。

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植え替えてから3日が経過して、今のところたった一枚残された葉はしっかりと幹についています。ほんの気持ちですが、シャキっとしてきたように思います。

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職場からパキラが無くなったことで、数人の方から事情を尋ねられましたので、私は正直に事実だけを伝えました。

「元気がなくなっちゃったので、自宅で植え替えて様子を見ています」と。

中には、その意味を察して、

「申し訳ないです。自分は休暇中に毎日水やりをしました。自分のしたことが原因でしょうか」と逆に訊かれることもあり、回答に困ることもしばしば。

いつも大事そうに育てていたから、枯らしてはいけないと思って下さったそうです。

 

植物との関わりは、人との関わりとよく似ています。自分の思いだけで接してしまうと、思いとは裏腹に良くない方に進んでしまうこともありますね。自分の気持ちだけでなく、客観的にその状況を把握して、その時考えられる最善の接し方を模索する。時には世話を焼き、時には見守り…と。

 

ともあれ、このパキラが早く元気になって職場復帰することが今一番の願いです。

多くの職場の方々が、私とパキラを思ってくださったことに感謝して、次回の休暇は、誰も嫌な思いをしないように『パキラは家に持ち帰る』という選択をしようと心に決めました。