私の見ている世界

子供たちが成人して、愛犬たちとメダカたちに夢中。傍らで綴った小説は、来春電子書籍化されます

迷子のワンコの話

今日は我が家のシェリーちゃんとももちゃんのお話ではなく、迷い犬のお話。

 

先日、長女と一緒に父の面会を兼ねて母の墓参にいってきました。場所は神奈川県相模原市

私の母は自分の実家で尼をしていましたから、お墓があるのは私の親戚のお寺です。代々お寺の住職をしていたのは、私のご先祖様です。

最初に母の墓参を済ませて、ご先祖様のお墓も回ってきました。

 

墓参を済ませたのは、午後1時過ぎ。そこから父のお世話になっている病院までは30分ほどです。

国道を南下して数分後、歩道を歩く中型犬を発見。お洋服を着ているからたぶん飼い犬と想像できました。しかし、首輪もリードもつけておらず、周囲に飼い主らしき人もいない様子。少し痩せているけど、フットワークの軽そうな、柴犬のような、雑種のような、白っぽいうっすらクリームの子です。

信号待ちで様子を見ていたら、車道の真ん中をフラフラと歩き出し、左折の車に巻き込まれそうに…。娘と私は思わず「危ない!」と叫び、中型犬は車に驚いて歩道へ戻ります。

通り沿いに並ぶ店の駐車場へ入って行ったので、そこの犬なのだろうと、私たちの車はその場を走り出しました。

すると、バックミラーを気にしていた娘が呟き。

「あ、また車道歩き出しちゃった」

そう言って、車を路肩に停めました。

「危ないから、一旦保護して警察呼ぶか、連れて行こうよ」

娘が話している途中で私はドアを開け、ゆっくりと中型犬の方へ向かって歩き出し、中型犬も私の姿に気付きました。一歩一歩ゆっくり近付いて、中型犬もちょっとずつ歩きながらこちらへ寄ってきます。

あとちょっとというところで、私たちの横を勢いよく通りすぎたバイクに驚いて、中型犬は私と逆方向へ走っていきました。結局保護は出来ず、車へ戻ろうとした時、原付の女性に話しかけられ。

「ワンちゃん、大丈夫ですか?」

私の犬と思っているのでしょうか。

「保護して警察に届けようと思ったのですが、無理でした。私はこの辺のものではないんですが、ちょっと危険かなと思って、停まったんです」

女性もやはり、この辺りの方ではないそうですが、ちょうど対向車線側にあるコンビニの駐車場から犬の様子が見えて、心配になったそうです。

そんなやりとりをしていたら、後ろからパトカーが。私は思わず手をあげて、パトカーを停めました。誰かが呼んでくれたのかもと。

もしかしたら、ご近所から脱走して既に家に戻っているかもしれないけれど、そうでないならちょっと行く末が心配だったので…。

迷い犬のことを一通り説明すると、私のことを尋ねられたので持っていた免許証を見せ、電話番号を伝えました。

ただのお騒がせかもしれないけど、おうちから脱走しちゃったワンコがどのくらい移動するのかわからないけど…。

少し痩せて見えたので、もしかしたら数日彷徨っているのかもしれないし、そうしたら迷い犬の届出から飼い主さんがわかるかもしれないし。

すぐ近くのお家から抜け出して、ちょっと冒険しただけかもしれないけれど。まあ、それなら本当にお騒がせですね。ごめんなさいです。

警察の方は、迷い犬の届出の確認のほか、この周辺を探してみると言っていました。無事に保護されるか、お家に帰っているか。

その後、私の携帯に警察から電話がなることはなかったですが、無事を願っています。